中小事業者の特典 消費税の経理、仕訳、会計処理

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課税売上割合とは
課税売上割合とは
 課税売上割合とは課税期間中の売上高のうち、課税売上高の割合をいいます。例えば課税期間中の売上高が10,000万円で、課税売上高(税抜)が9,000万円である場合の課税売上割合は90.0%になります。
課税売上割合の計算方法
課税売上割合=
課税期間中の課税売上高(※1)÷課税期間中の総売上高(※2)

※1
課税期間中の課税売上高は課税売上高(税抜)と輸出免税売上高の合計額です。
※2
課税期間中の総売上高は課税売上高(税抜)と輸出免税売上高、非課税売上高の合計額です。
注意点
  1. 売上げに係る対価の返還等を行った場合には当該金額は課税売上割合の計算に含めます。
  2. 国外で行った資産の譲渡等の対価の額は課税売上割合の計算には含めません。
  3. 貸倒れによる売掛金の未回収額、貸倒れ債権の回収額は課税売上割合の計算には含めません。
  4. 一定の有価証券については譲渡対価の金額×5%を資産の譲渡等の対価の額に含めて計算します。
課税売上割合が95%以上か未満かで処理が違う
 課税売上割合が95%以上か95%未満かで仕入税額控除の計算が異なります。
 95%以上であれば課税仕入に係る支払対価の額に消費税率を乗じて計算すれば良いですが、課税売上割合が95%未満である場合には個別対応方式、又は、一括比例配分方式により課税仕入等の税額を計算します。
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